私は障害の特性上、人と上手に言葉を交わせないことがあります。
けれども、絵は私にとって、もう一つの「ラブレター」です。
イラストを通して、自分の気持ちを静かに伝えようとしてきました。
私にとって絵は──
美しいものです。救いです。
現実がつらい時も、せめて絵の中では光だけを描きたい。
悲しみも、私の中で静かに光へと昇華されます。
そして絵は、私にとって自由です。
空が赤くてもいい、魚が空を飛んでもいい、
誰にも縛られず、私だけの空想を許してくれる世界です。
私は障害を持ちながらも、
自分を愛し、他の誰もが幸せであってほしいと願います。
すべての人が光の種を持っている──
そんな「人類讃歌」を私は絵に込めています。
funny house は、そんな私の「祈りの神殿」です。
アクリルガッシュで色を重ね、
オーロラのように淡い光を描き、
金彩で祈りを封じ込めていきます。
上手に描けなくても、道は続きます。
今日もまた、小さな祈りを積み上げていきます